director's voice

三浦侑子さんから

スペイン階段前で吹きガラスの作品を出品していた三浦侑子さん。
岡山に戻られて早々にメッセージをいただきました。

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まだ、頭がぼんやりしている状態ですが、
工房からの風が終わってみて私の中に吹いている風は、とても穏やかで心地良い風でした。

4月から始まり2日間終わるまで、本当に手厚いサポートをありがとうございました。
作品の梱包が驚くほど丁寧だったり、
広告に1人1人の作家名をちゃんとのせていただいたり、
「風の音」に温かいお手紙を添えていただいたり、
私自身まだまだ未熟な名もない作家なのに、こんなにも応援していただいて
頑張らないわけにはいかないという気持ちで、駆け抜けた半年でした。

そして、ステキな宝物をたくさんいただきました。
素材や技法は違っても同世代で頑張っている作家さんや、
自分よりもずっとずっと進んでいて深いところで
素晴らしい作品をつくっている先輩作家さんや風人さんとの出会いは、
これからも大切にしたい宝物です。

工房からの風当日、ずらっと並ぶたくさんの作家さんの展示を見て、
客観的に自分がまだまだとても浅いところに立っているのがよく分かったのですが、
同時に深いところに行くための光も見えた気がしていて、
自分でも驚くことに、今は早く制作をしたくてなんだかワクワクしています。

お客様には、不慣れでご迷惑かけてしまったところもあったのですが、
本当に端から端までしっかり見ていただけて、感激しました。
私の展示場所は入り口の方だったのですが、
わざわざ戻って来て下さった方がたくさんおられて嬉しかったです。

まだまだ頭の整理ができておらず、書ききれていないことも多分ありますが、
稲垣さんをはじめ、スタッフの皆様、風人さん、全ての方に感謝しています。
今の私は、家族や周りの協力がないと制作できない状況ですが、
そんな中、全力で悔いなく工房からの風を終えることができたのは、
工房からの風に携わる皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!!

また、いつかお会いできるように頑張ります。

三浦侑子

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初夏の風の予感展にも参加くださった三浦さん。
その時の「企画会議!」で収穫祭をしましょう!
と盛り上がって、かぼちゃなどをたくさん制作くださいました。
お庭の草花とあいまって、実り豊かな収穫祭がキラキラ輝いていましたね。

50人の作家が共に出展する二日間。
けれども作家間の仕事の成熟度は、もちろんさまざまです。
これからいよいよ本格的にスタート!という三浦さんから、
このような素直をメッセージが寄せられたこと、
すばらしく感じました。

『・・・自分がまだまだとても浅いところに立っているのがよく分かったのですが、
同時に深いところに行くための光も見えた気がしていて、
自分でも驚くことに、今は早く制作をしたくてなんだかワクワクしています。』

こんな風に思える鮮らしき人は、ぐんぐん伸びてゆかれますね。
じっくりご自身の実りに向かって制作に励まれて、
収穫祭第二弾をぜひ見せてくださいね。

出展前の三浦侑子さんからのメッセージはこちらです。
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